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じょうはな座スタッフ

Author:じょうはな座スタッフ
富山県の南砺市城端伝統芸能会館「じょうはな座」。

簡単に言うと町の文化会館です。
(施設の中心であるホールは400席のこじんまりとした客席、その他にも練習や会議にお使い頂けるお部屋もございます。)


平成17年の8月末にオープンしてはや11年目の年に突入です。城端にお越しの皆さまの思い出が少しでも楽しいものとして残るよう、じょうはな座も精一杯務めたいと思います。そしてじょうはな座で思いっきり楽しんでお帰り頂けるような催しの企画・運営をしていきます!




※写真等の無断掲載・転送はお断り致します。

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大道具!
2日目の研修です。要項の通り大道具の制作実習でした。

今日もまず、デザインを考える所からです。
デザインのテーマがありまして、それにあった床置き大道具を各自で考えます。
テーマは、「さくらさくら」「荒城の月」「子守唄」の3曲をピアノと琴の演奏にのせて唄うステージの演出、ということでした。テーマに沿って好きにデザインして良いという事でしたが、この3曲を表現するのはなかなか難しいです・・・。特に「子守唄」。抽象的なイメージって何だろうと思いながら描いていましたけど、結局わかりませんでした。

デザインが出来ると、20分の1の大きさの模型を作ります。
各々が作った20分の1模型を、これまた20分の1ステージの模型に置きながら、皆にプレゼンです。その中から、テーマに沿っていて、尚且つ2時間という制作時間で出来る物を3つ選び、実際に作ることになりました。(じょうはな座のスタッフ3名の案は残念ながら、採用されませんでした・・・。)

さっそく3つのグループに分けられ、制作開始です。

偶然にも私たちが作ることになった大道具は、地元城端の呉服屋さんの奥さんがデザインされた物でした。舞台の中心に大きな枯れ木が配置されて、その枝に淡い色の衣がかけてあるというデザインでした。イメージは「庭」だそうです。
まず、木を作るのと布を染めるパートにわかれました。2時間しかないので効率よくしないと間に合いませんそこでじょうはな座スタッフは木を作ることになりました。

まず発泡スチロールの様な軽い材質のパネルを使い、木を描くことから取り掛かりました。
15cm程の模型の木は実際の大きさになると3mです。そんな3メートルもの大きさの木を模型どおりにフリーハンドで20倍することはなかなか出来ませんよね。そこで、模型の木をかたどって紙に写し、基準を決めて1つ1.5cmのマスを描きます。同じようにパネルにも1.5cmを20倍した、1つ30cmのマスを描きます。もうお分かりですよね。その紙に写した模型の線がマス目を通る所と同じようにパネルのマス目にも描いていけば、同じ木が描けますよね。
すみませんまるで知ったように書いていますけど、この方法は舞台の大道具を製作しておられる方に教えてもらったものです。こんな方法は思いつきませんでした。単に木のパーツを作って組み合わせればいいのでは?と思っていましたから。
何はともあれ、パネルに描き、カッターで切って、切って描いて切って・・・、をくり返しながら木のベースが出来上がりました。そしてこれを組み立てて色を付けていきます。スプレー缶で緑・茶・黒・赤・黄の色をシュー!っと。あまりにも多くやりすぎたので、作業場が霞んで見えるほどスプレーが舞い上がり、色んな所にうっすらと色が付いてしまいました。ごめんなさい・・・。しかもガスで皆さん喉がやられたようで、あちらこちらからゴホゴホと聞こえてました。マスクをしないといけないなと反省しました。

この他にも色んなハプニングがありましたが、組み立て・色塗りも終わり、場所を移動しリハーサル室で骨組み枠の制作です。
木材を使い、パネルの木を立てるために補強します。強力な両面テープを使い、木材とパネルの木を接着します。幹と枝に骨が出来たら、次は人形立てを作ります。
人形立てとは、パネルやセットが倒れないように後ろから釘やネジなどで止めて支えるL字や三角定規のような形の木枠のことです。
これを作るのにこのパネルの木を初めて起こしたのですが、すごく大きくてびっくりしました!寝かせていた時は全然大きく感じなかったのですが、起こしてみると大きさがはっきりとします。自分の背よりはるか上でした。
色々考えていても作業は続きます。人形立ての位置を決めて、ネジで止めます。床がフローリングだったので支えていても滑って大変でしたが、ようやくパネルの木が自立しました。
自立したときに、何か自分たちで作ったという実感が湧いてきて作業していた6人で大人気なくちょっとはしゃいでしまいました。でも本当に嬉しかったですね!こんな大きな物を!という感じで。

喜んでいたら、他の2つの大道具も出来上がったようでリハーサル室に運びにおいでました。
そこで、講師の先生が実際に舞台に置いてみたら?といっておられたので1番のりで置かせてもらいました。

20070201160601.jpg   20070201160813.jpg

木を置いて、緑やピンクに染めた布を置くと出来上がりです。
こんな感じに、出来上がりました!!
ちょっと木が大きくなってしまいまして、枝にかけた布が寸足らずになりましたが良しとします。初めて作ったにしては良いんでないですか?

20070201161750.jpg

他の2つも同様に置き、実際に見てみました。1つは自立する所まで聞かなくて後ろで支える役をしていたので、残念ながら写真が撮れなかったのですが、どれもよく出来ていたと評価して頂きました。
それぞれ事務局の方に、作ったのものの前で記念に写真も撮ってもらいました。


2日間参加して本当に勉強になりました。それに色んな体験ができて面白かったです。いささか美大のオープンキャンパスに来たように思えたこともありましたが・・・。高校生から60代程までの人が参加されていたので、ほんと色んなデザインやアイディアを見ることができ、頭の中が広がったように思えます。以外と大掛かりなセットもそれなりに作れるということもわかりましたし。

この研修会は毎年開催されているようなので、また行ってみたいと思います。
私たちのようにこの仕事についているような人のみが対象なわけでは無い様なので、興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか?舞台の見方が変わるかもしれませんよ



あっ、もちろん作った物はバラシて持ち帰ってきました。小さいパーツになって倉庫で出番を待っています。デビューはいつになりますかね。あはは。
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雑記 | 18:32:11 | Trackback(0) | Comments(0)
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